今後、新型コロナワクチンの接種が進むにつれて、接種を受けた人と受けていない人が区別されていく可能性があります。
接種を強制はできませんが、受けないことの不利益も勘案して接種を拒んでいるなら、それはそれとして一定の不利益を受け入れなくてはならないでしょう。
海外では証明書(グリーンパス)を免罪符的に使う動きもあります。
すでに黄熱ではイエローカードがなければ、一定の国には入国できませんし、メッカの巡礼では髄膜炎菌ワクチンの接種が必須です。
このように社会防衛のために必要なワクチンであれば、それを受けた証明が一定の評価を受けるシステムも必要でしょう。また、少なくとも接種済みの証明は何らかの形で発行する、行政にはその情報の保管義務があることから、きちんとしたシステム整備は必須でしょう。